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サジェスト汚染は名誉棄損に当たらないという判決が出る

グーグルのサジェスト機能をめぐる裁判で、サジェストによる名誉棄損は認めない判決が出された。

「検索」単語の予測表示 東京地裁、名誉毀損認めず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130530-00000580-san-soci

インターネット検索大手グーグルの「サジェスト機能」で犯罪行為への関与を連想させる単語が表示され名誉を傷付けられたとして、東京都内の男性が米国のグーグル本社などに表示差し止めを求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。本多知成裁判長は男性側の請求を棄却した。

 訴状によると、男性は過去に犯罪行為に関与したとする中傷記事がネット上に掲載され、同機能で男性の名前を入力すると犯行を連想させる単語が表示される。原告側代理人によると、本多裁判長は男性と連想語の並列表示が直ちに名誉を毀損するとはいえない、との判断を示した。


サジェスト機能についての裁判はいくつか起こされており、名誉棄損と削除義務を認める判決が出ている。日本以外ではドイツにおいても最高裁で名誉棄損に当たるという判決が出ている。

グーグルのネット予測検索、名誉毀損なら「削除義務あり」独最高裁
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/654338/

グーグルに差し止め命令 検索予測表示めぐり 東京地裁初判断
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/646770/

「サジェスト機能はネット上でよく連想される複数のワードを並べるだけの機能であり、そのものの人格を示すものではない」というのがグーグルの主張である。しかし実際はグーグルはサジェスト候補の検閲を非常に厳しく行っており、特にエログロにおいては徹底的に排除されている。連想ワードとして少しでもそういった方向に関係ありそうな単語は全て除外される。具体的には「妹」「乙女」といった単語はサジェストに表れることは無く、例えば「小野妹子」という単語すらサジェストからは排除されているのだ。ただ単語を並べるだけという主張のわりには、主張とはかけ離れた行為を行っている。
厳密に言えば「名誉棄損」については書いた本人に提訴すべきだが、ネットの匿名性の壁があるため現実的では無い。そこで機能を提供しているグーグルに提訴しているという形になっているのだ。原告の主張は「書き込みにより名誉を傷つけられた」では無く「サジェスト機能により名誉を傷つけられた」というものである。名誉毀損はともかくとして結果的に名誉を傷つけられているので、その原因となったグーグルには削除義務が発生して然るべきである。

今回の判決により「サジェスト汚染」は違法では無いという根拠が出来てしまった。例えばなんJ民のせいで「ジャンプまとめ速報」のサジェストには「ウイルス」「詐欺」といった単語が出てくるが、これはジャンプまとめ速報の人格を表すものではないので違法性は無いということになる。数の暴力により火の無いところに煙を立たせることが可能となったわけだ。時代遅れの判決と言える。実に馬鹿である。 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

ジャンプまとめの管理人の人格は米欄で対立を煽ってアクセス数を稼ぐアフィ粕な時点でアレだけどな

  • 2013/07/18(木) 03:01:10 |
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