楽しくないブログ

ドワンゴがニコニコ動画のおかげで黒字転換

「niconico」を運営するドワンゴが黒字転換を発表した。

ドワンゴが黒字転換、最終益22億円に niconicoプレミアム会員は211万人に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1311/14/news107.html

 ドワンゴが11月14日に発表した2013年9月期の連結決算は、最終利益が22億7100万円に黒字転換(前期は5億600万円の赤字)した。モバイル事業が落ち込み売上高は0.8%減の359億4600万円にとどまったものの、営業利益は58.3%増の21億3000万円、経常利益は78.4%増の22億9200万円に拡大した。

 9月末の「niconico」の登録会員数は3626万人、プレミアム会員は211万人。プレミアム会員が売り上げ増に貢献し、ポータル事業の売上高は前期比14.9%増の160億4400万円(前期比14.9%増)、営業利益は同62.8%増の21億1500万円となった。

 「ニコニコ超会議2」「ニコファーレ」などを含むライブ事業の売上高は前期比76.5%増の11億5300万円。営業損失は5億4000万円(前期は9億5400円の損失)だった。


記事によると、「niconico」のプレミアム会員数は現段階で211万人おり、単純計算でも月10億円が流れてくることになる。これが利益に大きく貢献したとのことである。日本人の50人に1人が課金していると考えると、ものすごいことである。「niconico」がこれほどまでに課金ユーザを増やすことができた理由としては、絶妙な値段設定がある。低年齢層をターゲットにした月500円という設定は、niconicoほどのスケールメリットが無ければ成立しえないものだ。Amazonの低価格路線と発想は同じである。他社がなかなか真似できるものではない。非常にポジティブな言い方をすれば、先見の目で投資した結果と言える。
一方でその他の事業は相変わらず駄目らしい。特に足を引っ張っているのが「ニコファーレ」であり、赤字垂れ流し事業となっている。そこでドワンゴは、かつてから「赤字が売り!」と声高にあげていた「ニコニコ超会議」と事業分野を統合し「ライブ事業」と呼ぶことで、ニコファーレのイメージダウンを避けようとしているようである。

ニコニコ動画はいわゆるアッパー系オタクを集客させることに成功したコンテンツである。オタク=影の存在という発想は古いものであり、オタク文化をファッションでたしなむユーザ中心にヒットした。これは恐らく偶然の産物であり、運にも恵まれたことが伺える。アッパー系オタクは基本的に現実との繋がりを重視するので、特定の人物に肩入れしがちである。その典型例がニコ生や実況動画における信者化であり、現実信者が教祖様の動画を確実に見るために課金をしているという状況が横行している。ネットが全て匿名という発想は古いものであり、今はアッパー系オタクのように一部の特定教祖に群がる構図がスタンダードなのである。いくらダウナー系オタクの声が大きいものでも、しょせんはマイノリティなのだ。ダウナー系オタクよりアッパー系オタクの数が多いことは自明であり、それがそのまま力関係となっている。 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nvmzaq.blog.fc2.com/tb.php/229-e0cbdbaf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad