楽しくないブログ

ネットの悪意に食われるガキども

インターネットがもたらした功績の一つとしてまず挙げられるのは、交流圏の拡大である。今までの「物理的な距離」が一切無くなったことで、仮想環境上で世界規模で人と繋がることを可能にした。誰でも簡単に大規模な交流圏に参加することができるようになったのである。
しかし、インターネットが発達するたび、その「誰でも簡単に」に磨きがかかり始めた。当初はインターネットはいわゆる「根暗オタク」が部屋に引きこもってしているイメージだったが、今ではそんなイメージは無い。さらに、情報を自ら発信する手段も発達していき、初めはHTMLやFTPの勉強をしなければ作れなかったwebサイトが、ブログの登場により劇的に容易になり、SNSや関連サイトの増加で文字通り「誰でも」情報を流せる時代がやってきた。ネット人口の急増により「ネット世界」と「リアル世界」は近しいものとなり、仮想上の交流圏と現実上の交流圏の壁は薄くなっていった。
ネットと現実の壁を取っ払ったものとしては「動画サイト」の存在が大きい。現実はやはり動いているものなので、文字や画像に比べて映像はより現実に近い存在である。youtubeが大きなシェアを獲得するとともに、手軽に身近な動画を投稿し交流することの楽しさが浸透し始めた。動画サイトは世界中で交流圏を形成し、老若男女が楽しむ場として発展を遂げている。

しかし、このようにネットと現実があまりに簡単に結び付けられることで、必ずしも良い事だけではなくなってきた。それは若いネットユーザの増加が関係ある。具体的には中高生、場合によっては小学生が当たり前にネットで情報を配信する側に回っている現実がある。これは今まででは考えられなかったことである。現実世界でそこら辺のガキが必死に情報を配信しても、だれも見向きしないだろう。それがネットだと、反応が返ってくるのである。小中学生にはこの上ない喜びだろう。
しかしネットは社会である。小学校のように大人にコントロールされた世界では無い。小学校は外世界から隔離された楽園である一方で、ネットは管理者がいない。小学生をネットに放り込むことは、動物園で生きたバンビをサバンナに放つようなものである。運が良ければ生き残るが、基本的には悪意に食い殺される。食い殺されるのが仮想環境だけならまだ良いが、先述した通り現実と仮想の壁は日々薄くなっており、ネットの炎上が現実に影響を及ぼすケースが増えてきている。例として外せないのが「ニコ生」関連である。

ニコニコ動画は低年齢層に人気である。理由は多々あるだろうが、とにかく小中学生の割合が多い。大人からすれば絶好の狩場である。小中学生のニコ生主には大量の囲いが存在し、小中学生の顕示欲を満たしている。特にその年代は「大人への成長」を意識する年頃なので、必死に背伸びをしたくなるものである。そうしてネットに進出しようとするガキ共を、大人はたやすく食っていく。ニコ生において買春事件が多いのも、子ども側が必死に大人と交流しようと背伸びしているからである。
最近では、「踊り手」と呼ばれるある中学生が「撮影係」にレイプされかけた事件が話題となっている。

踊り手JC生主あみりんが、撮影係のひびきに「なにもしないから」とホテルに連れ込まれ性行為寸前までいき大炎上。 - ニコ生速報
http://nico-soku.liblo.jp/archives/34038452.html

ニコ生踊ってみたを撮影しているひびき(39歳)、踊り手JC生主あみりん(13歳)を
「何もしないから」とホテルに連れ込む
          ↓
ヤられそうになる
上記のツイート「嫌だっていっても、入れる前提(入れる前)まではされたんですけど、あの。察してください。」
          ↓
ひびきがそのあと何度もあみりんを誘う
          ↓
あみりん、そこからひびきが怖くなり、避けるようにする。
ひびきの誘いを適当な理由をつけ何度もドタキャンする。
          ↓
そのことにひびきが激怒。あみりんの連絡先を消し
「5回もドタキャン。我ながら気長いわ」とツイート
          ↓
あみりん、上記のひびきの一方的な批難ツイートに憤慨
事実を暴露する。
「長く撮ってくれたひびきさんだけど、ゴメンナサイ。いま、あなたが怖いです。」
          ↓
事実を暴露され、ひびきがあみりんになんらかの和解を求め事態は一応の収束を見せる。


上記の事件はニコ生における実態をありありと晒した良い例と言える。「ホテルに行くのが悪い」という意見もあるが、ハッキリ言って13歳のガキがホテルに行くことの意味を全て正確に捉えているとは思えない。大人が口八丁で「何もしない」と言えば信じてしまうのも無理はないのである。
ニコ生は自衛が出来ない子供が多く住む以上、食い殺されないための管理が必要である。ネットに限らず社会は何等かの管理が必要で、管理が行き届いていないものには必ず悪意が付きまとう。しかしドワンゴは管理をまともに行うつもりはなく、結果ネット犯罪の一翼を担うことになっているのである。 このエントリーをはてなブックマークに追加

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