楽しくないブログ

Yahooブログに写真を無断転載された写真家がYahooを提訴し管理人の個人情報を開示させる

写真家がYahooブログに無断転載された画像について管理人の情報開示を求めていた裁判で、和解案に基づきYahooが情報開示請求に応じた。

ヤフー、ブログ発信者情報を開示 地裁和解案に応じる
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/HOK201306130009.html

ブログに無断で写真が掲載され著作権が侵害されたとして、札幌市の写真家がプロバイダー大手のヤフーに発信者情報の開示を求めた訴訟で、ヤフー側が札幌地裁の和解案に応じて発信者2人の住所、氏名などを開示していたことが分かった。写真家は開示情報をもとにブログ筆者に連絡、相手から謝罪され、写真の使用料などが請求できたという。

訴えていたのは、同市西区の写真家縄田頼信さん(54)。訴状などによると、縄田さんが撮影した道内の風景写真6枚がヤフーのブログに無断で掲載された。ヤフー側に削除や発信者情報を求めたが回答がなく、提訴した。


情報開示請求は根拠があれば誰でも可能である。開示の基準は企業に委ねられているので開示されないことが多いが、提訴まで事が進むと面倒事となるので企業も対応するケースも無くは無い。今回のケースは写真家が一度Yahooに請求したものの無回答で終わっているが、裁判にまで発展したのでYahooは慌てて対応したのだ。インターネットは引用という名の元無断転載に次ぐ無断転載が行われ続けている。引用と無断転載の区別がつかない馬鹿ばかりだからである。Yahooとしてはそのことは当然知っており、厳密に適法な行動を取るとこの世のブログの多くが閉鎖してしまうことを知っているのだ。だから個人の請求で応じることはまずない。裁判となって初めて重い腰をあげるのだ。

最近話題となっている「ひまわり動画」の無断転載問題は単純な裁判では解決できない。寄生型動画サイトにおいては、アップロードしているの場はあくまで別サイトで、それをひまわり動画というプラットフォームにて閲覧を可能にしているだけだからである。権利者がFC2に開示請求を行っても、FC2は本来アップロードされている海外のアップローダを訴えれば良いという根拠で対応しないだろう。裁判を起こすにしてもその壁を乗り越えた後に、ようやく開示請求に応じるか否かの議題をしなければならない。壁が二重になっており、煩雑で時間のかかる手続きを行わなければならないのだ。アニメ等の違法動画は放映後数週間が旬であり、その後再生頻度は一気に減少する。旬が過ぎた動画一つの対応に年単位かかるのに、その間違法転載動画は毎日増え続けるのだ。いわゆる「割に合わない」というやつである。第一そういった海外違法動画サイトに誘導させアクセスを集めるグレーゾーンのアフィブログを複数放置しているFC2が、無断転載ごときで真面目に対応するとは思えない。 このエントリーをはてなブックマークに追加

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