楽しくないブログ

保守速報の名誉毀損民事裁判関連スレが1万円近く2chに課金したユーザによりスレストされる

10月30日に、李信恵氏がアフィブログ「保守速報」管理人である栗田香氏を名誉毀損で訴えた裁判が開かれた。栗田氏は欠席することが予想されたが、当日は代理人すら立てずに中身のない答弁書を提出したのみとなったらしい。
この裁判は各まとめアフィブログは一切取り上げないのだが、2chではスレが各所で立つほど注目の裁判となっている。裁判当日も平日であったにも関わらず傍聴希望者が定員数を超えていたとの証言もある。

オン - @online_GOD
https://twitter.com/online_GOD/status/527620950955524097

傍聴席 定数35名 先着順

35人以上なので観れない人いる
毎日放送も着てるようだ


なんJにおいても例に漏れずスレが立てられ、どのように裁判が進められていたかが雑談されていた。ところがそのスレにおいて唐突にスレストが発生し、勢いのあったスレが突如停止する事態が発生した。

【朗報】本日、保守速報の裁判 [転載禁止]©2ch.net
http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1414618870/

858 :赤座あかり ★(8級):2014/10/30(木) 09:56:05.84 ID:MEd0JX4q
                   ヽ
                ノ
         _,,,,,,,..---ー''''''"゙~゛゛ '''''' ー-..,
       /                  \
     /                     \
   ./          /⌒  ,.,   ⌒\.    \ _ ,
  ,. 'ヾ丁',,  ,    ,   ,          .  .   ζ ,_ ヽ
 {/ リ / /   /            }_  ト 、 |ヘ / ノヽ
 乂  レ'/ /   /           _. -}- |、 ヽ|∨ノ/ノ
/彡巛イ   {   ∧- :  |     |:  ハ ト、 |   |  ':ー '⌒ヽ、
、||   |∧'´| ヽ { |    :j | / V ヽ |:. ||  Vハ  ヽゝ
ヽ | j :    |  ヽ!   \ |:   / j/.ィチ丁ミjハ: ト:l   |  :, }リ
: :||   | ィチ丁ミヽ \{ヽ/  〃 ノ ハ: }||l   | イ}/
ヽ |     |/:/、ノ ハ           うーイ  }' | j     |
 | ヽ:{\:ト { うーイ          乂(ノン  j/   |
`Tl    \ヾ   乂(ノン            l''「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |:|     {:ハ :::::::         '     | |
 |ハ {   {: `∧           ,    | |
 | ヽ   \: : ヽ       `¨ ´    | |
 | |、: :\ `: : : : >           ,| |        ┼ヽ  |   ニ|ニ  /  l
 | | \:} : ヽ: : i ト、: jxィi`   _.  彡 " ̄\    d⌒)  、_,ノ .cト、 レ ノ
 ヽ:|   ノノV\:トj /::/ハ       /  ー‐= 、 ヽ
         _. ''´:::::::{'  }     /  `¨¨ヽ }ー‐'
       /´::::::::::::::::::ヽ      /     ‐┐ }、_)
ofsfx-09p3-195.ppp11.odn.ad.jp
oshimai OK-100000000 pts. HP: 0 pts. Consumed 85500 MP (livejupiter/1414618870).
お亡くなり。(-人-) R.I.P This thread.


実はこのスレストは運営によるものではなく、2chに導入された新機能によるものである。2chの新しいポイント制度「メロンポイント(MP)」を購入、消費することで一般ユーザもある程度管理者権限に近い動作を実現できるようになったのだ。

VIPの旧”伝説の機能”がリニューアルして再登場。転載禁止を強化、など
http://blog.hppy.net/?p=1506

2004年ころまでニュース速報(VIP)板に存在した「伝説の機能」のようなものがリニューアルして復活しました。今回「Mango Mangüé ★」が作成した機能は複数あり、各板に存在する「SETTING.TXT」内の「BBS_USE_VIPQ2」の値に応じて利用できる機能が制限される仕組みです。つまり、設定に応じてはVIP以外の板でも機能を利用できます。
値は0(未設定は0)から上限無く設定でき、現在は各値ごとに下記の機能が利用できるそうです。

(中略)

8以上

!_backingum::スレッドストッパ。★(キャップ持ち)のみ利用可
!_oshimai:板内のすべてのスレを止めるスレッドストッパ。メロンポイントを大量に消費
!retitle:[スレタイ][改行][本文]:容量が「0」の「カラスレ」に指定したタイトルなどを付ける。メロンポイントを消費


板ごとに裏で数字の設定を持っており、その設定に応じて利用できる機能が異なるらしい。なんJは「8」で設定されており、上記ブログで紹介されている全ての機能が実装されている形である。今回使用されたのはこの中の「!_oshimai」機能であり、板に存在する全てのスレを停止させるコマンドである。メロンポイントを大量に消費とあるが、計算式は以下の通りである。

Let's talk with マンゴー in Anarchy
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/anarchy/1410739932/210

210 :Mango Mangüé ★ 転載せんといてや ©2ch.net:2014/10/22(水) 23:58:05.29 ?S★(824703)

●新機能について(新生VIPQ2)
それぞれのコマンドは本文の1行目に記述します。それ以外は無効。
MPとはメロンポイント。BEで利用できるポイント。
こちらで買えます。
http://alice-shop.myshopify.com/

●各コマンドの詳細

(中略)

!_oshimai:
 BBS_USE_VIPQ2=8 以上
 必要MP:1,000以上(段位によって増減。アタック、ヒールの100倍×稼働中の全スレッド数)
内容:
 該当板にある稼働中のスレッドすべてをストップ状態にする。(書き込めなくなる)
 新たにスレッドを立てることは可能。

(後略)


今回保守速報スレにて消費されたメロンポイントは85500 MPであり、購入サイト記載の金額から計算すると、9000円ほどとなる。なお、この「oshimai」機能を使用したところで既存のスレが全て停止するだけで新規にスレ立ては可能であるため、保守速報スレはすぐに立て直しされた。10000円近くかけて全スレを止めたところで、スレ保持数50、書き込みがなければ数分で落ちるなんJにとっては全く痛手ではなかった。

謎のスレスト [転載禁止]©2ch.net
http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1414630646/

1 :風吹けば名無し@転載禁止 転載ダメ©2ch.net:2014/10/30(木) 09:57:26.92 ID:9kSOaYN7
http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1414618870/858
どういうことや・・・・・・


今回、保守速報のスレが1万近くかけてまでスレストされた理由は不明である。都合が悪い何者かによりなのか、保守速報の悪評を広めるためのあえての自演なのか、運営によるパフォーマンスなのかはわからない。ただ、保守速報裁判実況スレが強制的に何者かにより止められたということだけは事実である。
この機能により、金さえ払えばその板において好き放題にスレストが可能な仕様となった。これには賛否両論だが、元来Jimを中心とする現運営陣は銭ゲバ集団であることは変わりなく、2chの転載禁止も、アフィブログの害悪性から実施しているのではなく、単に2chの利益を上げるためである。メロンポイントによるスレ操作制度もJimの目的から言えばあって当然のものである。注目すべき点はこれにより金を払い板を荒らしまくるキチガイが出現した時、どう対処するかである。Jimは荒らし対策に力を入れる一方で金目当ての行動しかしないので、その両方を兼ね備えた存在が出現したとき、どのような行動を取るかでJimの運営方針が確定することになるだろう。 このエントリーをはてなブックマークに追加

2ch.sc対策として裁判を起こすのは無意味

2ch.netの管理人はJimという外人である。昔は西村博之が管理人であったが、現在ではJimが乗っ取る形で西村博之が管理チームから追い出されている。元の経緯としては、違法な書き込みを放置し続けた西村博之が各所から訴えを起こされ、賠償金命令が下ったことがきっかけである。民事訴訟は相手に財産が無ければ踏み倒し可能なので、西村博之はそこに目を付けたのだ。西村博之は自らの資産を全て隠し財産にし、最低限の資産しか保有していないように見せかけ、賠償金を一切支払わない態度を見せた。2chは莫大な広告費と、書き込み情報の外部提供、ダミー会社を経由した有料会員費などにより多額の収益を得ていたが、それらは全て海外の複数の口座を経由し資金洗浄され、そう簡単には差し押さえできないような仕組みを作っていたのである。
ところがそれも次第に限界が訪れ、途方に暮れた西村博之がとった手段が「2ch.net」の名義を他人に譲ることであった。元々2chのサーバ管理会社代表であったジム・ワトキンスに信頼関係の上名義を変更し、西村博之とジムで収入を分担することで、西村博之は訴訟リスクを回避しながら収入を得るという構造を狙ったのである。正確な情報は不明だが、この構造は2012年5月ごろに、whois情報を元に発見されているという。

この体制に変化が訪れたのは2chの個人情報流出事件である。2013年8月25日から2chの書き込み情報がアカウントと紐付られる形で次々と流出、大炎上騒動となった。この事件をきっかけに流出したアカウントである「2ちゃんねるビューア」(通称「●」)を停止せざるを得ない状況となり、2chの大きな収入源の一つが絶たれたのである。ここで西村博之が根本的な解決策を練らず、後々Jimが乗っ取りを行うきっかけになったのではないかと言われている。騒動後においても、西村博之は自分は責任が無いとの旨の発言を行っている。

西村博之発言集 - 偽2ch騒動まとめWiki〜ひろゆきが2ちゃんねるを捨てなかった理由〜
http://tarakoumihe.wiki.fc2.com/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%91%E5%8D%9A%E4%B9%8B%E7%99%BA%E8%A8%80%E9%9B%86

239 名前:名無しさん[] 投稿日:2014/04/24(木) 16:00:26.21 ID:Zq8EnFkAS [2/11]
>>230
もう一つ。
ひろゆきは●流出は自分に責任はないと主張するけど、これはどういうこと?

>621 :ひろゆ子 ◆HRUNYAXA :02/02/26 03:50 ID:RIZAhU25
>
>>616さん
>ツール作者さんとおいらがID・PASS周りのシステムを担当して、
>ツール作者さんとおいらが販売代行をNTtechnology社に頼む形です。
>
>んで、ユーザーへの販売はNTtechnology社がやると。。
http://hissi.org/read.php/operate/20131011/TlhEdVVRaXcw.html
247 名前:ひろゆき@どうやら管理人 ★[] 投稿日:2014/04/24(木) 16:03:59.15 ID:???
>>239
元々は、そういう話だと思ったんですけど、
実際には、違ってたってやつですね。
279 名前:名無しさん[] 投稿日:2014/04/24(木) 16:18:38.48 ID:ZTBbpDNg6 [1/2]
>>262 こうしよっか(とある計画の提案)
現実,実際には とある計画の提案通りではありませんですた。
こういうことでしょう。
286 名前:ひろゆき@どうやら管理人 ★[] 投稿日:2014/04/24(木) 16:20:33.24 ID:??? ?S★(1144903)
>>279
そです。
290 名前:ひろゆき@どうやら管理人 ★[] 投稿日:2014/04/24(木) 16:21:45.05 ID:??? ?S★(1144903)
>>284
なんらかの責任や利益を得る立場ではないことは明示されてますー。


収入が減ったにも関わらず責任を取る意思を見せない西村博之に対し、限界が訪れたのが2014年2月19日である。西村博之を始めとする旧運営陣をJimが全て解雇、新体制の運営を発表した。Jimからすればドメイン名、サーバ運営と双方が自分が運営しているので、乗っ取ることは簡単だったのだ。

「サーバーを確保しました」 「2ちゃんねる」に何が起きたのか 運営費がひっ迫?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/19/news151.html

 「各関係者様」というタイトルの924スレ(書き込みなどができず、宣伝などに使われる)は19日午前9時、2chのサーバ管理などを行うN.T.Technology会長のジム・ワトキンス氏(愛称はJim)の名前で立てられた。

 「2chサーバーを確保しました。前の経営者は、2chの運営経費のための資金を十分な収入を獲得ことができなかったので、首にしました。」

 「2chを維持するための十分な所得創出力を失われました。適切な管理次第、2chを再び動かすことができるでしょう。」

 ──というものだった。その後、Jimとみられる人物が、あるスレッドに同内容の英文を投稿。英文が不自然なのは機械翻訳ではなく、日本在住の外国人に頼んだからだと説明。「寄付は受け付けているが、スタッフのほとんどは解雇された」といった事情や、2chを続ける意志はあること、「●」の販売を再開する気はないが、「●」を購入したユーザーには使えるようにすること──といったことを説明している。サーバ代は月間200万円という説も出ている。

 スレが立つ30分ほど前、西村博之(ひろゆき)氏はTwitterで「こうしてささやかに終わり、時代は変わっていくんですなぁ。」とツイートした。関連は不明だ。


一方で西村博之はすぐに行動をした。「2ch.sc」という新たなサイトを立ち上げ、「2ch.net」の書き込み情報をコピーするという手段に出たのだ。これは一見何の意味もない行動に見えるが、実は大きな意味を持っている。西村博之は株式会社ホットリンクと「2ch」の書き込み情報を独占提供するという契約を交わしており、この契約を維持するためのものなのである。具体的な契約金は不明だが、この契約がなされていることは有価証券報告書から明らかである。

有価証券報告書 - 平成25年12月期
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=yuho_pdf&sid=2033610

5【経営上の重要な契約等】
(1) 2ちゃんねるデータの商用独占利用許諾契約
① 契約先
東京プラス株式会社、有限会社未来検索ブラジル
② 内容
2ちゃんねるサイトの掲載情報及び2ちゃんねるサイトのコンテンツの提供
③ 契約期間
平成25年10月1日から平成26年9月30日
契約終了または契約条件変更の意思表示がない限り、1年間自動更新


平成26年9月30日以降の契約は不明だが、「2ch.sc」がある限り自動更新するのが自然であるから、未だにこの契約は有効なのだと思われる。わざわざ「独占」と記載するほどなので、よほど特別な契約が結ばれているのだろう。この契約のために、西村博之は「2ch.net」に対し壮大なクロールを行っているのである。

Jimからすれば自サイトのコンテンツが全て盗まれているということで、当然対応が求められる。ところが今現在においても「2ch.net」は「2ch.sc」のクロールを止めることは出来ずにいる。あまりに長期間対応できないことに対し、以下のように答えている。

アフィブログ見てみたら、2ch.sc経由で当たり前の様にコピペされてるけど、Jimは何をやってるの? [288396274]
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1411620044/

362 :Grape Ape ★:2014/09/25(木) 23:32:14.07 ID:???0 ?S★(711000)

>>360
It is cat and mouse. We are working on
a new mousetrap.


こういった対策は難しいことは重々承知だが、最近ではあまりに無策すぎると批判されるほどである。実際特定サイトからのクロールのみ止めるというのは100%は難しいもので、Jimはその点に苦慮しているのだろう。となると次に言われるのが「西村博之を訴えればいい」という意見である。ところがこれに対しても、Jimはこのような発言をしている。

自治スレ 究極の対策 アフィやscの転載問題は2ちゃんの名前を捨ててしまうこと [803721355]
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1413984331/93

93 :Grape Ape ★ 転載せんといてや ©2ch.net:2014/10/23(木) 00:07:04.76 ID:???0 ?S★(711000)

>>91

Hi Duck-san. I read the thread. This is to difficult
Japanese for me.
You must be joking if you want me to sue.
That would be expensive, and have you ever
heard of a time that Pharaoh ever paid a civil debt?
We will take other measures.


ようは「金が無いから裁判は無理。そもそも西村博之は裁判を起こしたところで無意味」というものだ。これは一理あり、裁判で停止命令が出たからってまた別の手段で書き込みを盗めばいいだけである。また、Jim自身裁判の結果「2ch.net」が自身のものであると判決が出てしまうと、今まで発生した賠償金はともかくとして、今後も発生するであろう多額の賠償金も同時に背負うことになる。当然賠償金は払って当然のものだが、Jimとしてはそのようなリスクは負いたくないという面もあるだろう。どちらにせよ、裁判を起こすのは得策ではないのだ。
ではどうすればいいかだが、最終的には西村博之を逮捕するしかないだろう。現実的には脱税による逮捕が妥当なところだが、どう隠し財産を証明するかが鍵である。Jimが力を入れるべきところはそこであり、西村博之や取り巻きの社会的立場から囲えば良い。Jimが行動を起こさない理由として「変に行動して火の粉が降りかかるのが怖い」というものがあるだろうが、そうでもしないと「2ch.sc」は止めることはできない。2chの管理人としては、その程度のことはして当然の責務である。現在のJimの態度は、管理人としてはあまりに無責任だ。責任を逃れつつ金だけ儲けようとするのであれば、それは西村博之と同レベルであったとしか言いようがない。 このエントリーをはてなブックマークに追加

芸人のエド・はるみがネット上の不特定多数の事実無根の書き込みに対し法的処置を検討する

かつて人気を博したお笑い芸人「エド・はるみ」が、テレビ出演をしなくなった原因に事実無根の内容をネット上書き込まれたとして、情報開示を始めとする法的処置を検討する旨を発表した。

エド・はるみ氏への誹謗中傷行為に対する法的手続対応のお知らせ
http://minatokokusai.jp/news/7965/

 当職は、この度、エド・はるみ氏より、2009年以降5年間にわたり、インターネット上で繰り返し掲載され続けている同氏に対する一連の誹謗中傷行為に対し、発信者情報の開示を含む裁判上及び裁判外の法的手続対応に関する法律事務を受任致しました。  
 エド・はるみ氏に対しては、一部週刊誌が、テレビ出演が減った理由として、先輩芸能人や共演者に対し、あたかも、同氏が自身の立場をわきまえず、横柄な態度をとり続けたことが原因であるかのように記載したことに端を発し、その後、インターネット上で、同氏に対する執拗な誹謗中傷記事が掲載され、また、それに呼応する形で、掲示板等においても同氏を誹謗する内容の投稿がなされ続けています。
 当職としては、インターネット上に掲載されている同氏に対する一連の誹謗中傷行為に対し、必要であれば、裁判上の手続きをも辞さない方針です。


こういったケースは非常に扱いが難しく、特定できない相手への訴訟、それも集団に対して行わなければならないという点が当事者にとっては辛い。とはいえ口コミの力は恐ろしく、ソース無しの情報があたかも事実のように扱われてしまう。かつてこのようなケースとなった有名な事例は、スマイリーキクチ氏が女子高生コンクリート詰め殺人事件に加担しているという事実無根の噂が流れたケースである。これも口コミから勝手に広まった事実だが、既に不特定多数かつ大量の嘘情報が事実のように扱われ、元ソースが何か、何が正しいかは全く判断できない状況となっていた。

スマイリーキクチ中傷被害事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%83%81%E4%B8%AD%E5%82%B7%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

コンクリ事件の犯人に対する糾弾が繰り返されるうちに、「犯人を仕立て上げたい者」によってネット上で「出身地が犯行現場である足立区」「犯人グループと同世代」「10代の時にグレていた」芸能人であるキクチがコンクリ事件の犯人として扱われるようになっていた


信憑性の薄い状況証拠しかないにも関わらず一方的に決めつけられたスマイリーキクチ氏は、最終的には弁護士を通じて事実無根の表明と法的処置の検討をちらつかせた。にもかかわらず自分のブログに対して誹謗中傷を書き込んだ人物を、最終的には検挙するに至ったわけである。スマイリーキクチ氏のケースほどに壮大な規模の中傷においても、ここまでの手順を踏まざるを得なかったと言える。
一方でこの事件はソースの信頼性について深く考える教訓となっている。どうしても何か意見を述べるにあたりソースは必要となるが、そのソースの信憑性まで考え出すといたちごっことなる。最終的には世の中には100%信頼できる情報は存在せず、ある程度複数のソースを組み合わせて「妥当だ」と判断せざるを得ない。口コミにおいてはその「複数のソース」があいまいなままに成り立ちやすく、数の暴力で「ありえそうな嘘」を「衝撃の事実」に無理矢理変えることだってできるのである。エド・はるみ氏のケースはまさにスマイリーキクチ氏のケースと同じであり、ソースが無いにも関わらず複数の口コミから本当に真実であるかのような既成事実ができてしまったわけだ。

別のケースでは、例えばタレントのベッキー氏の痴漢冤罪ケースが挙げられる。ネット上では「ベッキーが昔片っ端から痴漢を捕まえていたという武勇伝を語ったことがある」という逸話から、中には痴漢冤罪が含まれているのではないかと囁かれるようになった。ネット上では「テレビで前言ってた」という証言が大量に書き込まれる事態となったが、誰一人としてそのテレビ番組をソースとして提出できた人物はいない。辛うじてソースとして見つかるのがスポーツ新聞のコラム程度だが、そもそも普段ソースにもならないと言われている記事一つだけしか見つからず、かつ大多数が見ているはずのテレビ番組での映像が一切発見されないのは明らかにおかしい。結局はスポーツ新聞の嘘ゴシップ記事を、あたかも自分も見たかのように発言した不特定多数の悪意により、既成事実化してしまったのである。ベッキー氏の痴漢冤罪疑惑も、明確な映像ソースが見つからない限り嘘だと言える。

このようなケースは、現実として防ぐのは難しい。酷い言い方をすれば「運が悪かった」としか言いようがない。憶測でものを言うことを禁じることはできないし、それが複数人に広がっていくことを防ぐこともできない。ただ、一人一人が常に情報のソースに意識を向けることで、被害は限りなく少なく防ぐことが出来る。ネット上の書き込みを全て信じるなというわけでは無いが、特に悪意には気を配るべきなのである。これはネットに限った話ではなく、人が情報社会で生活するうえで必須のことと言えよう。情報ソースに対する希薄な意識は、現代の情報社会において致命的な問題なのである。 このエントリーをはてなブックマークに追加

DeNAがキュレーションサイト「iemo」「MERY」を買収

DeNAが、キュレーションメディアである「iemo」を運営するイエモと、「MERY」を運営するペロリを買収し、キュレーション事業に参戦することを表明した。買収額は総額50億になるという。

DeNA、キュレーションメディアを50億円で買収
http://ascii.jp/elem/000/000/938/938666/?new

モバイルビジネスの巨人が、まとめサイトに手を伸ばした。


 DeNAが1日、インテリア系キュレーションメディア「iemo」(イエモ)を運営するイエモ、女性向けキュレーションメディア「MERY」(メリー)を運営するペロリの2社を買収したと発表した。2社を合わせた買収額は約50億円で、内訳は非公表。

 LINEが運営する「NAVERまとめ」のようなキュレーション事業に参入する。


「iemo」は家具などのインテリアに特化したユーザ参加型まとめメディアで、「MERY」は女性向けまとめメディアらしい。特に「MERY」は月間アクティブユーザが1200万人と発表していることもあり、大手まとめメディアの一角である。NAVERまとめをトップに流行するキュレーションサービスに、DeNAが本格参戦するというわけだ。
両サイトは見る限り、NAVERまとめのようなインセンティブ制度、平たく言うと報酬制度は無いようである。どちらかと言えばクックパッドのような、完全無償まとめで運営をしていると思われる。どういう経緯で軌道に乗ったのかは知らないが、これはある程度理想の形と言える、NAVERまとめは報酬目当てのアクセス稼ぎで氾濫しており質の低下が著しいため、質をある程度維持するにはこの形式が一番望ましい。流れにさえ乗れば寝ていても広告収入を得られるのだ。
今回DeNAが買収した二社はどちらも無償型キュレーションサービスである。「AllAboutまとめ」のような記者が書いて記者が公開する形式とは異なるが、NAVERまとめの「wasejo_tjkn0123」こと進藤勇気のような金目当ての低質なまとめは氾濫しづらい。わざわざ無償型を買収したということは、DeNAとしてはこれからインセンティブ制度を作る気はないのではないかと推測される。キュレーションメディアはブランド力が何よりも大事であり、イメージが大事である。NAVERまとめのブランド力は凄まじく、まとめといったらNAVERという印象を強く植え付けている。一方で知ってる人からすれば金儲けコンテンツのたまり場という印象も強く、質が悪いイメージも拭えていない。NAVERまとめの弱点はそこであり、良質コンテンツのブランド力を得ることが、昨今のまとめに無い武器となる。「AllAboutまとめ」は質重視過ぎたため話題になりづらい点があるが、これらの二つのサイトはちょうど良く質と人が集まったメディアとなっているのである。NAVERまとめがごった煮状態なら、「iemo」「MERY」はそれぞれインテリアと女性向けという一点突破のブランド力を持っているのである。

一方で、まとめメディアについて回るのが著作権問題である。このようなまとめはほとんどがコンテンツの無断転載で成立しており、引用要件を一切満たしていない。NAVERまとめも、違法な転載は認めないとする一方で、事実上削除依頼が来ない限りそのような転載に対して一切対応はしない。著作権違反は非親告罪なので、依頼が来た際にすぐに対応をすれば裁判にすることは難しいのだが、それを逆手に取り依頼が来ない限り対応しないのがキュレーションサイトなのである。これを是とするか非とするかは難しい判断だが、少なくともコンプライアンスとしては良い印象は持たれない。訴えられれば100%黒となるものを収益の柱にしているからである。DeNAは株式上場企業のため、コンプライアンスは逐一チェックされる立場にある。特にベンチャー系企業は老舗の大企業様とは違って、こういった風当たりは強くなる傾向がある。これが理由に上場廃止となることは考えづらいが、それほどまでにキュレーションメディアは、グレーな存在なのだ。少なくとも引用要件すら守れないメディアが幅を利かせるのは、問題と言えよう。 このエントリーをはてなブックマークに追加

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